【まとめ】おすすめトレイルランニングシューズブランド一覧。
ある程度独断と偏見ですが、著者・渡邊は年間30足ほどトレイルランニングシューズを購入しています(買いすぎ)。その経験の中で、おすすめできるトレイルラニングジューズブランドを紹介しますね。
おすすめトレイルランニングシューズ01. ALTRA(アルトラ)
デザイン性:★★★★☆
入手しやすさ:★★☆☆☆
アメリカ産まれのゼロドロップシューズ「ALTRA」。僕は3年ほど前に一度試してみて「こりゃだめだ」と思って依頼、敬遠していたブランドだったのですが、聖蹟桜ヶ丘にある「STRIDE Lab / ストライド ラボ」さんで試させてもらって、一気に印象が変わりました。シューズブランドも進化するんですね(当たり前)。
ヒールストライクな走り方を否定し、「自然の走り方」を実現させるために「ゼロドロップ」という考え方(=ヒール部分とつま先部分の地面からの距離が同じ)を採用し、シューズを作っているのですが、難しいことは置いておいて単純に走っていた気持ちが良い。
僕が2018年良い結果を出せたレースはほとんどALTRAでした。日光国立公園マウンテンランニング(16位)、房総半島横断(準優勝)それぞれALTRAのローンピーク4で臨み、満足の行く結果を出せた大切なパートナーです。なくてはならない、とはまさにこのブランドのことですね。
特におすすめは「ローンピーク」と「ティンプトレイル」シリーズです。ミドル〜ロングでそれぞれチカラを発揮します。ローンピークのほうがオールマイティでロングまで、ティンプは少しやんちゃな印象で耐久性も弱いですが、かなり加速力があるシューズだと思います。
実際に履いて試すなら、先程の聖蹟桜ヶ丘の「STRIDE Lab / ストライド ラボ」さんがおすすめ。実際にトレッドミルで試走させてもらえますし、スタッフのALTRAに対する知識が豊富です。日本にないモデルを購入するなら、こちらの記事をご参照ください。
おすすめトレイルランニングシューズ02. NIKE(ナイキ)
デザイン性:★★★★☆
入手しやすさ:★★☆☆☆
最近ズームフライ、ヴェイパーフライが当たりすぎてしまって、いやらしさすら感じるNIKE。トレイルではあまり耳にすることは少ないブランドですが、NIKEの「テラカイガー」シリーズは「走れるランニングシューズ」として悔しいかな、非常に優れていると思います。
ZOOM素材が採用されており、ロードシューズさながらの走りやすさを実感できます。ハードな路面は得意ではないのですが、「斑尾高原」のような走れるトレイルでは採用し、実力を発揮してくれました。デザインもさすがのNIKEなので文句なし、悔しいかな(笑
ちなみにNIKEさんらしく、タイミングをずらすと全く手に入らなくなるので、リリースされたらまずは試着することをおすすめします。
おすすめトレイルランニングシューズ03. inov-8(イノヴェイト)
デザイン性:★★★☆☆
入手しやすさ:★★★★☆
個人的にはショートレースで多用するブランドです。ナチュラルランニングをコンセプトにしており、クッショニングが最小限に留められているのが特徴。過度なサポートを必要とせず、人間本来の走りを実現するためのブランドです。玄人、ハードランナーに好まれていますね。
Trail Talon(トレイルタロン)、X-Talon(エックスタロン)シリーズが名作だなぁ、と思いますし、Mudclaw(マッドクロウ)は単純にカッコイイ(笑
東京でinov8を試すなら、さかいやスポーツシューズ館が最も品揃えが豊富だと思います。
おすすめトレイルランニングシューズ04. HOKA ONE ONE(ホカ オネ オネ)
デザイン性:★★★★☆
入手しやすさ:★★★★☆
厚さは速さだ、はNIKEの最近のコピーですが、個人的に元祖「厚底」は間違いなくHOKA ONE ONE(ホカ オネ オネ)。ヴェイパーやズームフライのようなカーボンプレートは搭載されていないので、推進力という点では劣りますが、どのシリーズも非常にクッション性に優れており、トレイルラニング初心者には最適なシューズと言えるかもしれません。
ただあまりにも厚いソールのものには個人的には賛成しずらく、Torrentなどは最適な厚さで履きやすいと思います。
おすすめトレイルランニングシューズ05. Brooks(ブルックス)
デザイン性:★★☆☆☆
入手しやすさ:★★★★☆
デザイン性は首を傾げてしまうところが多いのですが、思いの外走りやすく、耐久力も高いのがブルックス。というか、ブルックスの「カスケディア」です。シューズ選びに迷っているならブルックスを試してみるのは正直「アリ」だと思います。アメリカのカリスマ的ウルトラランナー「スコット・ジュレク」も開発に携わっていることで有名ですね。
頑丈に作られていて、ソールも強い。荒れ地から林道まで、オールラウンドにこなせる素晴らしいシューズです。見た目が気にならない方はブルックスがおすすめです。さすが全米No.1ブランド。
おすすめトレイルランニングシューズ06.SALOMON(サロモン)
デザイン性:★★★☆☆
入手しやすさ:★★★★★
本来的には一番最初に紹介するべき超メジャーブランドですが、最近僕自身は履いておらず、おすすめ、というには違うかな、と思ったので下位に掲載。実際、僕の周囲のトレイルランナー(初級〜上級)でも最近のアップデートはあまり評判がよくありません。
特にソール、インソールに「硬さ」を感じる事が多く、初心者には意外と向かないんじゃないかな、と思います。特に僕の周りで評判が悪いのは「センスウルトラ」。
僕はアップデート前の同シリーズはすごく好きで愛用してたんですが、こちらはアッパーが合いませんでした。マメができやすく・・・前作のファンは多く、このバージョンアップデート前に大量購入した人もいたそうです。別ラインにすればいいのに・・・
さらに以下は見た目がかっこよく、シティ用に買おうと思ったんですが・・・(あくまで個人的な見解です)、完全にミスマッチでした。
サロモンではやはりS/LAB Sense 7を買うのが間違いないなと思います(ただし割と供給者向け)。
おすすめトレイルランニングシューズ07.LA SPORTIVA(スポルティバ)
デザイン性:★★★☆☆
入手しやすさ:★★★☆☆
僕はデザイン(というかウェアの方向性的に)が難しく、あまりチョイスすることは少ないのですが、周囲での評判が非常に高いブランドです。S-LABが気に入っている人からおすすめされることが多い気がします。
特に人気なのが、上記の「ブシドウ」。実際に試し履きしましたが、ヒールホールド、アッパーのフィット感がよく、蹴り出しも気持ちよくて確かに人気なのがわかるは着心地でした。
おすすめトレイルランニングシューズ08.SCARPA(スカルパ)
デザイン性:★★★☆☆
入手しやすさ:★★☆☆☆
トレイルランニングを初めて3年目くらいで出会うブランド、という感じでしょうか。かなりやりこんでいる人に支持されているのが「スカルパ」。
上記の「スピン」はソールにビブラム社のメガグリップを採用しているため、オールラウンドに活躍してくれること請け合い。量販店では手に入りにくいため、RBRGやトリッパーズなど、インディペンデントなお店で試してみることをおすすめします。
おすすめトレイルランニングシューズ09.TECNICA(テクニカ)
デザイン性:★★★☆☆
入手しやすさ:★★☆☆☆
マイナーブランドが続きます。こちらも山系ブランドの派生。厚底ながらHOKAよりはかなり固く、長い距離を走るのには向いていない気がしますが、MAXIMAのオールブラックはタウンユースにも耐えうるハイテク感があり、おしゃれなトレイルを楽しみたい人にはおすすめです。
手に入らなそうですが、少量オールスポーツなどの量販店にも置いてあるので、棚の端の方に目を転じてみたください。
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