僕が「はなももマラソン」で自己記録を更新できる、これだけの理由。

僕はこのところずっと、レースに出れば自己新記録を更新し続けている。進化がほとばしっており、もはや留まるところを知らない。実績で振り返ってみよう。


  • 2018/01 多摩川マラソングランプリ(フルマラソン、3時間3分、自己新記録)
  • 2018/03 はなももマラソン(フルマラソン、2時間55分、自己新記録+初のサブスリー)
  • 2018/11 つくばマラソン(フルマラソン2時間52分、自己新記録)
  • 2018/01 TAMAハーフマラソン(ハーフ、1時間21分、自己新記録)
  • 2018/01 勝田全国マラソン(フルマラソン、1時間47分、自己新記録)
  • 2018/02 ふかやシティハーフマラソン(ハーフ、1時間19分、自己新記録)


この1年、出場したロードレースは「すべて」記録更新してきている。そう、「すべて」だ。例外はない。

ロードシーズン最終戦は、昨年も出場した「はなももマラソン」。

目標は2時間45分切り、あわよくば40分切りを狙えるレース展開をしたいと思っている。

昨年のこのレースで初めて「サブスリー」を達成した。嬉しかった。心の底からやり遂げた達成感でいっぱいだった。しかし、今の僕にとって、2時間55分など「too easy」だ。

マラソン歴7年、サブスリー以上の領域において、1年で10分以上のタイム更新は容易なことではない。そう、一般的には。しかし、僕に常識は通じないし、掲げた目標は決して無謀なものではない。


最近、僕の周りでFIND YOUR WHYという本がよく読まれている(良い本なのでおすすめ)。改めて日々の仕事の中でも思うのだけれど、WHYの力は絶大だ。

目標を達成できるかどうか、自身を信じる=信念にまでそれを昇華することができるかどうかは、WHYの力に掛かっている。

WHYには二つの種類がある(持論)。それは「何故それを達成したいのか?」という「動機」と、「何故それを達成することができるのか?」もいう「証明」の二つのWHYだ。この二つのWHYが揃って強固になっていると、目標は達成されやすい。

改めて整理してみよう。


1つ目のWHY、「動機」について。僕にとって、実はフルマラソンは「サブ」である。「メイン」はウルトラトレイルであり、直近では4月前半に出場する「奥三河パワートレイル」と4月後半に出場する「UTMF」だ。「はなももマラソン」はそこへの通過点である。

そういう意味で、動機は実は弱い。ここで2時間45分を更新することに強い理由を僕は持ち合わせていない。


しかしながら、来年の東京マラソンでは10万円払ってでも出場し、2時間35分を切りたいと思っている。2時間35分を切れば、福岡国際などの国内エリートレースへの参加権を得ることができ、ぜひそれらの「シリアス」なレースに「チャラけた」格好で出場してみたい。この思いは、実はけっこう強い。

そのためにも、今シーズン中に40分前半〜40分切りをしておく必要があり、このモチベーションは高いのである。


続いて、二つ目のWHY、「証明」だ。

前回記録を更新したのは一月末の勝田全国マラソン。よく1ヶ月半前の事だ。1ヶ月半で劇的に走力が上がるということは考えにくいが、僕にはいくつかのポジティブ要素が思い当たっている。


以下に整理するが、「コース」「体重」そして「4%」だ。


まず「コース」について。勝田全国マラソンはアップダウンが多いコースで有名で、風も非常に強かった。お互いのコースを見比べてみると一目瞭然、1分ほどは短縮できるのではないだろうかという差だ。


とくに後半の粘りという点では、圧倒的にはなももに軍配があがる。しかも通算4回目のはなももマラソン、勝手知ったるコースなのでもっとタイムを短縮できる可能性はある。


次いで、体重だ。実は勝田全国マラソンの時は体重が結構重たく、70kgを超える水準にあった(おそらく当日は70.5kg程度)。しかし現在の体重は66.5kg、3.5kgの減量に成功している。当日は67.0〜67.5kgで迎えられるはず。

マラソンでは体重1キロにつき、3分早くなると言われているが、このレベルになってくると、そこまでの影響力はないだろう。そう、僕は冷静なのだ。

1キロにつき、1分。合計3分は縮められるだろう。冷静な見込みだ。


コースと体重で、4分の短縮。ここまでで2時間41分だ。


ここで奴が登場する。少し、足りない。



最終兵器「ヴェイパーフライ4%」、だ。


単純に勝田全国マラソンより4%速くなるのであれば、約7分も縮められることになる。

しかし、それは流石にないだろう。そもそもズームフライで2%くらい速くなっている可能性もあるし、いまいちヴェイパーは履きこなせていない。ここでも冷静に、控えめに考えてヴェイパーフライ1%と見積もろう。1%、約1分半タイムを縮めることができる。


コースで1分+体重で3分+ヴェイパーで1.5分=合計5.5分の短縮。


導き出される目標タイムは、やはり、

2時間42分〜41分。


これだけのWHYがあれば、自分を信じて走り出し、走り切ることができる。


昨日50kmの激烈峠走(足柄峠)をやってしまった疲れと、当日の天気(雨予報)が気になりますが、自身のベースアップも含めて、このタイムを狙ってレースを進めたいと思います。





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