TrainingPeaksと身体感覚をすり合わせる。
試行錯誤のさなか、ですが。チームメイトの村田(トレイルランナー、ニューヒーロー)や菊池(トライアスリート、2019年 宮古島 総合14位)がTrainingPeaksを導入し始めて結果が出てきていたので、ここ数ヶ月高い月謝を払ってTPを活用しています。
トレーニングピークスについて詳しく知りたい方は、以下記事でもご参照ください。超簡単にいうと、トレーニング計画・管理アプリで、トレーニング強度や疲労度などを数値化してくれます。
この記事を書いている時点での僕の数値(TPで代表的な数値となるCTL、ATL、FORM)は以下の通り。
「こんなん数値遊びでしょ」という意見もありますが、同じ指標で変化をトラッキングするのはどんな世界でも有効。肝心なのは、その数字の変化がどのような意味を成すのか。
自分の体の場合、それはあらゆる体感値になるわけで、最近はこれらの数値(特にFORM=疲労度)と自分の体の感覚をすり合わせるようにしています。
1. FORMとランニング時の重さをすり合わせる
ほぼ毎朝ランニングをしていますが、朝起きたときに今日のFORM数値を確認し、そのまま走り出します。一般的にFORMが-20以下になると過度に疲労している状態にあることを表していると言われていますが、実際の体感値にすり合わせる。「−20ってこんな重さか」みたいな感じで。
FORMの数値が逆に+20くらいになると練習不足となってしまうのは、適性値は5-10くらい。この5-10くらいの体感値を普段から記憶しておき、レース時もその数値に合わせて調整デキるかが大事。UTMF時は-1、比叡山は0くらいの数値で入ってしまい、やはり苦しいレース展開を強いられました。(UTMFはその後復活したけれど)。
とにかく、走っている時の体感とFORM数値を照らし合わせて、数値に意味をもたせる。これをやっています。
2. FORMと足の触り具合をすり合わせる
もう一つやっていることが、オイルマッサージしているときの足の状態とFORMのすり合わせ。TSSが200を超えるようなトレーニングをしたあとにオイルマッサージをするとテキメンに足が張っているのがわかるし、ウルトラ級のトレイルランニングに参加した3日後くらいはなんだか「ごわつき」みたいなのを感じたりもする。
マッサージ自体に効果はあるのか?という議論はあるけれど、自身で行うセルフケアはマッサージ以上の意味があると思ってます。自分の体を触診する、これほんと大事。
また、触診の感度を高めるために、オイルを使ったマッサージ、すなわちオイルマッサージがおすすめ。スルスルと滑るので、ごわつきや硬さに気が付きやすくなる。ちなみにオイルは「アルニカ」一択。理由はこちらにて。
あしラボさんの少し前の投稿を見ると、グザビエもオイルマッサージを取り入れているみたい。
オイルマッサージは洗い落とすのが少し面倒臭いのだけど、家に帰って5分から10分、なんとか時間を捻出すると、本当に怪我をしなくなる。めちゃくちゃおすすめな週間です。
※某トレイルランナー・某名取選手にオイルマッサージについて聞いたら「めんどくさくてやらないっすよ」的な発言が帰ってきましたが、圧倒的に僕のほうが怪我してないので僕の発言のほうが今の所正しいと思います笑
さて、明日もレースでございます。前日のFORMは-7、あかんやつです笑
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