【シューズレビュー】NIKE TERRA KIGER5(テラカイガー5)、渡邊的評価。

待望していた、ずっと待っていたトレイルランニングシューズがなかなか日本に入ってこず、アルトラ「ローンピーク4」同様に海外から取り寄せたシューズ、それが「NIKE TERRA KIGER(テラカイガー)5」

海外のYouTuber的な人々はすでに入手しており、そのインプレッションを様々にレビューしています。

早速僕も取り寄せて、履いてみました。簡単なレビューはInstagramに。

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【ナイキ テラカイガー5インプレッション】取り急ぎ、今朝15kmほどトレイルを走ってみました。 ナイキに限らず、一回の試しばきでは結論は出しづらいですが、総論「走れるトレイルランニングシューズ」らであることには間違いなさそう。 クッションは前作より見た目的な厚さは増しているものの、きちんと硬さがあるのでホカのようなマシュマロ感はなく、しっかりと走れるという感じ。 また前作テラカイガー4は足の甲の部分がゆとりがある(アルトラ的)だったんだけども、かなりフィット感はました(これはショートレースだと良いと思うんだけど、ロングだとどうだろう?) つま先部分のプロテクトはかなりしっかりと補強されたが、足に当たるようなことはなく、ストレスフリー。この辺りはさすがナイキという感じ。 ソールはちょっと個人的にはイマイチ。ホカの「スピードインスティンクト」を履いたことがある人ならわかると思うのですが、あれに近い。悪路に対する対応力、特に濡れて苔むしてるようなディメンションではツルツルコケるのであまり攻められない。 ただ、総論として偏差値は高く、二足目を買ってもいいかな、というレベルにはある。 UTMFはアルトラ「ローンピーク 4」「ティンプトレイル」、そしてこの「テラカイガー5」が候補になりそう。途中履き替える予定で、「ティンプトレイル」は確定です。 #doublesurvivor #ナイキトレイル #terrakiger5 #テラカイガー5 #鎌倉トレイル #MMA #mountainmartialarts #マウンテンマーシャルアーツ

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僕はもともとテラカイガーシリーズが好きで(と言っても、履けるレベルに達したテラカイガー4からですが)、テラカイガー4だけで4色も持っていました。いやぁ、かっこいい。

走りやすく、カラーリングもかっこいい同シリーズの最新作。今か今かと待っていたのですが、テラカイガー5はのカラーリングはなかなか奇抜なものでした。好き好きはあると思いますが、僕の周囲では一番左の志茂田景樹カラーが人気笑

ということで、いくつか履いてみた感触を。ちなみに日本ではまだ入手できないので、いつもどおりRunnningWarehouse.comで購入しました。1週間くらいで届きますよ。


1. TERRA KIGER5の反発力、クッショニング

前作と比較して、クッションは厚くなっている印象を受けるのですが、HOKAのような「沈む」ような柔らかさはなく、普段HOKAやALTRAを履いている人が履くと「硬い」と感じるレベル。このあたりは好き好きですが、僕はけっこう好きです。

またZOOM素材に期待している反発力ですが、それなり以上にあります。それなり以上と書いているのは、ロードでズームフライやヴェイパーフライを履いてしまっているので、ここに対する期待値が高まりすぎているというのがあるのですが(つまりは期待ほどはない)、トレイルシューズとしてはかなりの反発レベルだと思います。

走れるトレイルランニングシューズ、という位置づけは前作引き続き、と行った印象です。


2. TERRA KIGER5のフィット感

前作は足囲に余裕があるというか、ALTRAのような余裕のあるフットシェイプデザインだったのですが、それがだいぶ包み込み力が高まった印象です。これは好き好きだと思いますが、よりショートレース向きになった、というのが僕の感想(ロングはALTRAのような余裕がほしい)。

また、つま先のプロテクトがかなり強固になっており、この点は安心感がアップ。さらにそれによる「硬さ」みたいなものが生まれていないのはさすがナイキ、というところ。


3. TERRA KIGER5のグリップ

ここはあまりナイキに期待はしていないのですが、グリップ力は低めHOKAのスピードインスティンクトのソールデザインに非常に似ており、悪路には不向きです。どちらかというとスピードレースで滑って下る、というスタイルが向いていそう。これも好き好きが出るところだと思います。


3. TERRA KIGER5のサイズ感

ナイキだとズームフライやヴェイパーフライ、前作のテラカイガー4も27センチで、今回のテラカイガー5も同じく27センチを買いました。

ジャストサイズ、ですが、若干の窮屈さは感じます。ハーフサイズアップでゆったり履くのも良いかもしれません。


ということで、まだまだ日本では所有している人が少ない、というニュアンスも含めて 、「買い」レベルは高いプロダクトだと思いますが、テラカイガー4のような「期待値を超えたアップデート」とは言い難いのが今回のテラカイガー5。

とはいえ、僕はこれを履いてUTMFに出走する予定です(笑


2019.05.07 実際この靴を履いてUTMFを完走してきました。

泥だらけのトレイルを走った後は、NIKEのテクノロジーを駆使しても白いフォルムはグレーに・・・汚れが気になる方は、別のカラーをおすすめします。






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