【メモ】道徳と限界、コンプライアンスと成長について。
為末さんの講演を聞いて、非常に面白いと感じたキーワード。
道徳やコンプライアンスが成長を制限してしまう、限界を決めてしまうのではないか?という議論。思考のタネとして非常に面白い。
昨今スポーツ関係者、特に指導者における暴力的な態度が問題になり、より一層「道徳と」や「ルール」が厳しくなっていくことが予想されるけど、レスリングのあの監督だって、日大のあのクソ野郎だって、ものすごく結果を残している。暴力的、倫理から外れた指導がもたらした奇跡なのかもしれない。
為末さんいはく、スポーツは得てして倫理から外れる。唯一、コンプライアンスを意識しなくて良い領域がスポーツなんだ、と笑って言っていたけど、たしかにそういう暴力的とも言える「無理」によって、限界を超えた成長がもたらされたこともあるだろうけど(もちろんそれによって潰れていった夢もたくさんありそうだ)。
昨今の働き方改革は、この倫理、コンプライアンス、道徳に根ざし過ぎているものが多い。それらが成長を阻害することがないようにきちんと関与していきたい。
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