【メモ】完走率が低い大会は「良くない大会」なのか。

とても尊敬している人が、とある大会の完走率の低さを指して「あんまりいい大会だと思えないな」とコメントしていて、「なるほど」と気付かされた。


お金を出している以上、完走することがとっても大事だし、完走出来なければとても悔しい。それは理解できること。僕も完走できなかったりリタイアして経験があるので。山を楽しむことがコンセプトのトレイルランニング、競技性が高くなることに対する警鐘はよく耳目にするし、僕もそう思う(競技志向高い系トレイルランナーだけれども)。


一方で、完走率が低いからこその「挑戦」的意味合いは、大会を面白くする。制限難易度が高いからこそ、生まれる面白みもある。また大会側も「完走率」は開示しているわけで、「完走できる大会」に出たいのであれば、そういう大会を選べば良い、とも思う。


そういう意味で、完走率を非開示、あるいは明示しない大会こそ、「あんまり良い大会」ではないのかもしれない。

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