【まとめ】トレイルランニングで注目すべきインディペンデントブランド6選

日々更新していこうと思いますが、なかなか始めた頃は分かりづらい、トレイルランニング業界における独立系(インディペンデント)ブランドたち。


メジャーなノースフェイスやサロモン、パタゴニアはすぐ視界に入ってくると思うのですが、それでは物足りない!もっと他人(ひと)と違うスタイルで山を駆け回りたい!という方のために、まとめを作ってみました。ぜひ参考にしてみてください。

※こういうブランド郡を指して「インディペンデントブランド」「ガレージブランド」と言われたくないというブランドオーナーの方もいらっしゃると思いますが、メガブランドに対する対義語的な意味で書かせてもらってます。もっと適切な言い方があれば教えてください。


1. Mountain Martial Arts(MMA、マウンテンマーシャルアーツ)

URL:https://mountain-ma.com/


デザインにこだわったアクティビティウェアや、機能性を持つデイリーウェアなどのオリジナルアイテムを展開するマウンテンマーシャルアーツ。自らをトレイルランニングブランド、ではなく、ライフスタイルブランドと定義しているように、ランニングシーンだけでなく私生活でも着用できるシームレスなウェアを多く展開。

ジーンズ柄を転写プリントした「デニムランパン」は定番化・代名詞化し、多くのファンを魅了。その他、MMAオリジナルのダックカモやデジタルカモ柄のウェアや、パッカブルな走れるコーチジャケットなど、独創的な作品が多数。

(デニムランパンはおしゃれなトレイルランナーのマストアイテム。ぜひ手に入れたい。)

(トレイルシーンだけでなく、シティランにも活用できるコーチジャケット型のウィンドシェル。良い意味で「浮く」こと間違いなし)


毎シーズンごと、渋井氏が世の中に提案してくる新しいスタイルは本当に刺激的で、毎回購買欲求を刺激され困ってしまうのだが、買っておいて本当に損はない。何故かと言うと、同ブランドは時間が経てば立つほど味が出てくる。スポーツウェアなのにヴィンテージ感がある稀有なブランドなのです。最新作と4シーズン前のウェアの組み合わせ、なんてのも非常にクール。そんなブランドはメジャーブランドでも殆ど無い。


常にウェブストアに在庫は少なく、SOLD OUTが続くため、確実に手に入れたければ半期に一回ブランドオーナーの渋井氏自らが行っている「トランクショー」に足を運び、事前に発注するべし。


あるいは、MMAを入荷している地方ショップのウェブサイトでお宝を発掘できる可能性もあり。おすすめは大阪のソトアソさん。掘り出し物が沢山あります。




2. ANSWER4(アンサーフォー)

URL:https://answer-4.com/

高尾を拠点にトレイルランニング専門プロダクトを展開するanswer4。提案する製品すべてが100マイルのレギュレーションを満たす、という本格ガレージブランドだ。

answer4が面白いのは、プロダクト、ヒト、ショップ、コミュニティが一つの線でつながっているところ。100マイルを走破するスペックのプロダクトを、日本を代表する100マイラー(サポート選手一覧)が着用し、フィードバック。さらに同ブランドの製品が集まる旗艦店「LDA(Living Dead Aid)」には高尾を愛するトレイルランナーが多数集まり、商品の購入だけでなく、お酒を飲みながらの対話が生まれたり、ポッドキャスト番組の収録が行われ、独自のコミュニティを構築している。(この辺りの考え方は、ブランドオーナーである小林氏の特集インタビューが面白い)


そしてanswer4といえば、特徴的な形状のザック「FOCUS」シリーズ。逆円錐形の同シリーズは見た目にクールで、機能性も抜群(収納力、揺れにくさ)。少々値段は張るが、入手しておきたい一品。

100マイラーのTomo氏とともに、草レース「天狗24耐」を展開する(草レースだが、日本No.1ランナー上田瑠偉選手なども参加している)など、広告代理店マンらしい戦略的なブランド展開は見ていて注目に値する・・・が、そんな戦略性を感じさせないゆるさを同ブランドの魅力。高尾に立ち寄った際はぜひ足を運んでほしいなと思います。



3. ELDORESO(エルドレッソ)

URL:https://eldoreso.stores.jp/

独立系トレランブランド御三家(渡邊命名)の中でも、最も独創的でエキセントリックなブランドがエルドレッソ。サイトを訪問していただくと一瞬で理解いただけると思いますが、およそランニングブランドとは思えない柄の数々。自らを「時空スポーツウエアブランド」と称していますが、全く異論なし。ブランドオーナーのAQZAWAさんも「未来の原始人」の名の通りのオリジナリティ。

この圧倒的な独創性、派手さでファンを近年獲得して行っています。


個人的好きなのは「ボーンマン」シリーズ。

某トレイルランニングレースのヴィジュアルにも採用された、実在のランナーをモチーフにした躍動感のあるデザインは着ているだけで速く走れそうな気持ちにしてくれます。


エルドレッソは毎シーズンごとにしっかりと、それでいて大量に新しい展開を世の中に提案してくるので、とても楽しみ。エキセントリックなデザインとは裏腹に、デザインと販売をしっかりと結びつけており、上の2つのブランドよりは入手しやすいのも○。レースで目立ちたいならエルドレッソ!


4. TetonBros(ティートンブロス)

URL:http://www.teton-bros.com/jp/


同ブランドをこのカテゴリに入れてよいのか悩みましたが、まだまだ入門者にはマイナーな存在だと思うのでご紹介しておきます。

アメリカのワイオミング州にある山の名前を冠した、日本生まれのアウトドアウェアブランドで、スキーヤーや山岳ガイドのフィードバックを活用して製品を開発している「山の本格派」ブランドです。

同ブランドは、ポーラテック社より「POLARTEC® APEX Awards」を受賞ししたことで一気に世界的な地名をを獲得。僕の周囲でも本格的にマウンテンランニングに取り組んでいるランナー、プロランナーなどが活用しているイメージが強いブランドです。


5. ranor(ラナー)

URL:http://www.ranor.jp/

大阪発のトレイルランニングブランド。ラテン語でrana(カエル)+ventor(競技者)=ranor。

ハンドクラフト感がありつつも機能性を担保しており、近年多くのショップで見かけることも増えている同ブランド。


6. FRANK&MORRIS(フランクアンドモリス)

URL:https://frankandmorris.stores.jp/

「理想は高く、見た目はゆるく」をモットーに、走るデザイナーFRANKとMORRISが作る、ランニングを中心としたオリジナルアクティブウエア。調べてみると、お二人もアンサーフォーのコバさん同様、広告系の方なんですね。広告業界とトレイルランニングは意外と相性が良いのかもしれない。

僕はMMAとのコラボレーションウェアで同ブランドを知ったのですが、気楽に走り出せるゆるさと、高い機能を両立させているバランスの良いウェアが揃っているブランドです。

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