【メモ】プロの定義

日本vsポーランド戦が話題だ。個人的には元サッカー少年でありつつも、W杯に対してはそこまで熱量はなく(全く興味がないというわけでもない)、とはいえ西野監督体制になった経緯とかはあんまり把握してないくらいのにわかレベルなので、単純に(日本に限らず)「素晴らしいサッカーが観たい」と思って観てました。

ポーランド戦も前半決定打が決まらないことにやきもきしていましたが、それなりに応援。むむー、という状態が続きつつ、論点の終了間際10分。

ルールにも違反してないし、当然決勝トーナメントに進めるのは良いこと。そこは理解しつつ、「にわかな自分」は「ああ、つまらない試合だな」と思ってしまいました。

否定とか、ルール変更をしろとか、日本の恥だとかは全く思わないし、そういう風に言っている人に対しても違和感を感じるんだけど、単純にあの試合のラスト10分はつまらない、というだけ。それ以上でもそれ以下でもありませんでした。

なので、次の試合も応援します。でも次の試合勝たなければならない、とは思いません。今回改めて思ったけど「勝てば官軍」という言葉は好きじゃない。

僕は面白いサッカーが観たい。プロとはそういうサッカーで人々を魅了し、夢に駆り立て、お金をもらう。なんとなくそう思っているので、「勝たなければならない」という鎖に繋がれて、創造性を阻害されるようなことがないように、狂気に満ちることなく、やんわりと応援したいなぁ、と思います。

オーストラリアのサッカーは勝ちにこだわりすぎて、縦パス偏重の単純なサッカーばかりになり、ファンがスタジアムに寄り付かなくなった、という話を聞きました。それを危惧し、創造性溢れるプレーを目指して大改革を行い、ファンがまた戻ってきた、と。

またトレイルランナーの上田瑠偉くんもこんなブログを書いていました。

プロとはなんなのか?

スポーツは人に夢を与えてくれるし行動に駆り立ててくれる。西野監督の不本意だがやらざるを得なかった、という会見は、なんだか悲しかった。勝ちにこだわるな、とは言わない。勝ちに縛られず、楽しんで自分たちのサッカーをして欲しいなぁと思います。

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