【振り返り】箱根駅伝往路コース「煩悩滅殺ラン」108km

箱根駅伝2018、近年まれに見る群雄割拠状態で盛り上がっている最中ですが、例年通り箱根駅伝と同じコースをタスキを「つながず」に走破する「煩悩滅殺108km」にチャレンジしてきました。例年「復路」コースでのチャレンジだったのですが、今年は「往路」コースに変更してのチャレンジ。


今までこのチャレンジの戦績は、


【2013年】復路コース、4人でチャレンジし、完走(1名リタイア)

【2014年】インフルエンザのためDNS

【2015年】復路コース、3人でチャレンジし、70km地点でDNF

【2016年】復路コース、7人でチャレンジし、55km地点でDNF


このようにチャレンジを重ねるごとに距離が短くなってきており、今年こそは完走しようと、コースを往路に変更し、メンバーも走力の近い2名に絞ってのチャレンジでしたが、結果としては、


【2017年】往路コース、2人でチャレンジし、92km地点(箱根湯本)でDNF


上記の通りと相成りました。パートナーであるスズキタカマルが途中65km地点で怪我が再発してしまい、無念のリタイア。一人でのチャレンジでは、なかなか箱根の山路を超えるメンタリティに離れず。孤独な戦いを箱根湯本まで頑張って、個人的によくやったな、と思います。


ただ、クリアは出来ていないので、2月の第1週か2週目で再チャレンジをして、リベンジを釜したいと思います。敗因は明確で、コンディショニングメンタリティ。山道を数十キロ、百キロ以上を走ることができる僕らウルトラトレイルランナーにとって、ゆっくり走るロードの108kmなんて「イージーでしょ」と思っていたのがまずは改善点。そしてその油断から、前々日に一人ハーフマラソン、前日に大倉〜蛭ヶ岳ピストントレラン30kmをやってしまい、ダメージが色濃く残ってしまっていました。アホですねほんと。


さて装備から振り返ります。


【シューズ】NIKE ZOOMFLY:良いチョイスだった。履きなれてきたこともあり、まったくトラブルなし。

【ソックス】Itoitex ランニングソックス ショート 5本指:同じチームの小松さんからおすすめされた靴下。今度改めてレビューしたいと思いますが、素晴らしいですね。92km走って、まったくマメが出来ませんでした。R×Lソックスから完全に移行するつもりです。

【タイツ】CW-X スポーツタイツ エキスパートモデル:最近は全くタイツを身に着けることはなくなってしまったのですが、寒さ対策として履いておきました。特段必要としなかったかも。

【パンツ】MMA 7pocket Run Long Pants:とにかく履くとテンションが上がる最高のランニングパンツ。次回作出たら絶対に追加購入する。

【インナー】MMA Pendleton Polartec Power Dry Neck Warm LS:二重ニット構造により高い吸水速乾性を持つPOLARTEC®のPower Dry素材はインナーとしても最適。ゆるめのタートルネックなのでバフとか無しでもOK。

【アウター】ホグロフス L.I.M SERIES III JACKET MEN:今まで来てきたGOREの中で一番高性能。GORE-TEX® PACLITE®素材を使ってるので、軽いしランニングにも使えるおすすめ品。

【キャップ】WORKCAP "COOLMAX":単純にかわいいです。

【ザック】ULTIMATE DIRECTION  HARDROCKER VEST IVY:箱根でお風呂に入る予定だったので、着替えを入れるために少し大きめの「HARDROCKER VEST」をチョイス。13Lサイズなので、マイルレベルですが、サイズ的にはこれがミニマムでしたね。


基本的には「全部走ってゴールする」ことを想定した装備です。歩くことを加味すると、もう少し防寒したほうがいいかも。(このコースを走る人はいないと思いますがw)


次にコースについて振り返ります。


【大手町〜品川】いわゆる1区の途中までですが、このあたりは東京駅や東京タワーなど見応えのある景色があるので楽しみながら勧めます。時間的に初詣客も多く、気持ち良い区間。日比谷通りはトイレも多く、ウォームアップに最適。

【品川〜鶴見中継所】品川をすぎると、一気に暇になります。暇すぎる。なにもない。精神修行区間です。六郷土手が箱根駅伝的には見どころですが、ぼくらふんわりランナーには全く関係ありません。

【鶴見中継所〜戸塚中継所】もう記憶にないくらい暇です。このあたりで空が白やんできました。やはり日が出始めたくらいがめちゃくちゃ寒いです。

【戸塚〜平塚中継所】茅ヶ崎でようやく海がでてきて、一気に気持ちが晴れます。またおひさまのチカラで体温もあがり、調子が上がってきます。が、ここでパートナーがリタイア。一人での戦いが始まります。しかし富士山がキレイだったなぁ・・・富士山を目指して走るのはなかなかよかったです。

【平塚中継所〜小田原】このあたりから風景がだいぶ田舎になってきます。大磯あたりからは田園風景っぽくなってきて路面も走りづらくなってくる。小田原まで我慢すると、路面も整備され走りやすくなってきます。

【小田原〜箱根湯本】小田原くらいから足がさすがに疲れてきて、痛みが出てきてしまい、ペースダウン。ただ景色は一気に箱根らしさがでてくるので、楽しみながら走れます。


とにかく第一京浜が暇、暇過ぎてできる限り快調に飛ばすことが肝要。また明け方〜7時くらいまでが「鬼寒い」ので、この時間帯は休憩を取らず、走り続けるのが吉。コンビニなどに入ってしまうと出れなくなります。寒さとの対決、これは予想以上にありますね。カラダが動かなくなる。


以上を踏まえ、ポイントをまとめます。


【1】装備は問題なし。スパッツがいらなそうなので、そこだけ改善。

【2】飲料はフラスコに入れる。ペットボトルを使用したら胸部に痛みが出てきたので、柔らかい素材で対応する。

【3】補給は30kmごとにおにぎりなど固形物を食べる。ジェル系だけでは後半バテるので。

【4】開始時間は4時間ほど早める。昼にはゴールしたい。

【5】睡魔がものすごい壁になるので、じっくり寝ておきたい。

【6】一人で走る場合は、音楽がマスト。昨日は急遽一人になってから、休憩がてらAWAでプレイリストを作り、これがけっこう元気になった(KEN THE 390の「インファイト」は特に元気になったw)。ワイヤレスイヤホンは途中充電も考えると2つ持っていきたい。


以上、近々リベンジ致します!



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